2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日はタイ語三昧などと書いたが、実は29日は、スイスから日本に旅行に来ていた妻の知り合いがぼくらの住む町に遊びに来たため英語も使う1日だった。というのも、1人はスイス在住のタイ人なのだが、もう1人はスイス人だったからである。ちなみに、このスイ…
そのおかげでサイトラする時間を確保するのに一苦労である。ただ、これは仕事の面ではぼくにとっては非常に望ましい状況であり、いつも楽々にこのブログが更新できるというのは実はあまりいいことではないのである。とはいえ、仕事が忙しいからと言ってトレ…
翌日のそれも午後になって気が付いたのだが、穴埋めチャレンジとか書いておいて最初から穴が埋まっているというチョンボを犯してしまった。申し訳ございませぬ。しかも日付まで間違えてたし。そして、さらに申し訳ないことに今日は時間がなくてディクテーシ…
そういうわけで今日は穴埋めが2箇所あり。おそらくけっこう難しい部類に入ると思うが、この穴を埋められた人にはもれなく○○○が得られるであろう(ってこれまで穴埋めかいっ)。なお、本日のサイトラ箇所は18秒〜32秒と8分54秒〜9分58秒である。 7月27日分の…
基本的にぼくは日本語からタイ語への翻訳はやらない(そもそも日→タイは依頼自体もあまりない)。やはりぼくにとって翻訳と言えばタイ語から日本語へのそれが基本だと思っている。それに日本語からタイ語は基本的に「無理」だという思いがあった(ただし、無…
本日の最後のニュースに「โดยมีอุณหภูมิสูงสุดมากกว่า 38 องศาในบางพื้นที่(なお、一部の地域では最高気温が38度を超えた)」(9分45秒〜)とあるが、実はぼくはまさにその「一部の地域(บางพื้นที่)」近辺に住んでいるので相当な暑さである。そして、この…
簡潔に言うと、何かをするまでの状況に使うのが「เพียงพอ」。例えば、商売を始める前に必要にして十分な資金を準備するというような場合の「必要にして十分な」という部分。それに対して、何かをした後の程度をいい表すのが「พอเพียง」。例えば、ある会社の…
「เพียงพอ」と「พอเพียง」。そう言えばどう違うのかと思ってググっていたらこんなサイトを見つけた。なかなか面白い話なので興味のある人はどうぞ。これを読んでなんとなくピアンポーとポーピアンの違いが分かったような気がする。なお、本日のサイトラ箇所…
実は今日は、自分が使っている「Winamp」というメディアプレイヤー自体をこのブログで紹介しようと思っていたのだが、紹介するためにサイトを検索していたらたまたまこのサイトが見つかり、「曲の再生速度や音程を自由に変える」との文面がこれまたたまたま…
昨日の穴埋め問題は実はぼく自身が最初に聞いた時にぱっと理解できなかった部分である。特に(2)がなかなか分からなくて苦労した。 まずは(1)から。答えはズバリ「ลั่น」である。まず、「ลั่น」の基本的な意味を手元の辞書で見てみると、「มีหรือทำให้มีเ…
さて、昨日の先読みの話で例にあげた「เที่ยวบินตรงระหว่างท่าอากาศยานนาริตะไปยังจังหวัดภูเก็ตได้เปิดให้บริการอีกครั้ง 〜」(7月18日の7分57秒〜8分50秒のニュースの冒頭)だが、まず日本語に直すと、「成田発プーケット行きの直行便の運航が再開された…
毎日毎日このNHKラジオジャパンのニュースをシャドーイングしていると、シャドーイングしている時に、次にアナウンサーが言うであろうフレーズが先読みできることがある。例えば、7月18日のニュースの中に次のような文章が出てきた。「เที่ยวบินตรงระหว่างท่…
書き取りした文章をチェックのために聞き直すと、中には書き忘れている言葉もあるのだが、同じ言葉をよく書き忘れることに気が付いた。「ของ」や「ใน」などである。これが何を意味するのか考えてみると、こういった言葉は聞き落しても「内容の理解には大きな…
このラジオ日本を聞いていると自然と気づくことがある。いつも最初に2、3のメイントピックを簡潔に伝えるのだが、その後のニュースの詳細を聞くと、メイントピックと詳細では同じニュースでも違う単語や表現を使っていることがある。例えば、簡単な例で言う…
簡単な単語でもシャドーイングの時に発音するのが難しい場合がある。例えば、「ว่าด้วย」の「ด้วย」や「ช่วย」などがそうである。ともに1音節の単語で、単独で発音する分には何の問題もないというか、むしろ日本人にも何の抵抗もなく発音できる単語なのにシ…
ブログのタイトルにあるようにぼくはタイ語の翻訳の仕事を主としている。しかし、タイとは違って日本での現状はなかなかに厳しいものがある。そうなるとやはり通訳の仕事もやる必要が出てくる。実際、昨年などは、以前このブログでも書いたような気がするが…
なんてまた姑息なタイトルを書いてしまう自分に軽く自己嫌悪。自分の経験から、これは混乱しやすいと思うタイ語の特徴をひとつ。それはタイ語の「入れ子構造」である。実は本日サイトラした文章の中にも入れ子構造になっている文章がある。それについてはサ…
タイ語の読解で難しいのは「かかりかた」であるとぼくは思っている。というのも、タイ語は後ろに説明がどんどんどんどん際限なくくっついていくことがあり、それを止まらずにどんどんどんどん読んでいくと、途中で訳が分からなくなるのである。そこで、この…
昨日のタイ外相の辞意表明のニュースを最初に聞いた時、実はおかしいなと思ったことがある。外相の名前が初め「ノップドン」と聞こえたのだ(5分4秒あたり)。自分の記憶では外相の名前の発音は「ノッパドン(นพ-พะ-ดน)」だったはずである。ところが、さらに…
本当は今日のニュースのアナウンサーの発音に対するツッコミをタイトルにする予定だったが、途中で訳あってタイトルを変更した。なんのことはない。上のようなタイトルのほうが、読んでみたいと思う人が多いだろうという姑息な意図があるからである(と種明…
タイ語というのは、「ที่」とか「ซึ่ง」とか「โดย」とか「เพื่อ」などを使って、どんどんどんどん文章をつなげていく傾向にあるので、ひとつの文章が長くなると、何が何に「かかっている」のかが分からなくなる。そこで、文章中のそれぞれの言葉の役割をはっ…
多分翻訳の仕事をやり始めてからだと思うが、タイ語の文章を読む時に、文章に線を引いたり、言葉を四角で囲んだりするようになった。意識的にではなく、文章の「構造」を正確に理解しようとするうちに自然とこのようなことをするようになったのである。逆に…
本日のトピックに出てくる「ครั้งแรกในรอบสิบเดือน」。そのままの形で日本語にすれば「この10ヶ月の間で初めて」といったところになるが、日本語では普通こういう言い方はしない。じゃあ日本語では普通どう言うかと考えると、「10ヶ月ぶり」という言い方がぴ…
日本の平泉は文化遺産登録を見送られたそうだが、実は同じ日に、カンボジアが申請していたプレアビヒア(タイ語でいうところの「カオプラウィハーン(เขาพระวิหาร)」)寺院の世界遺産登録が決まったそうである。今ごろタイでは猛烈に反発していることだろう…
翻訳や通訳の仕事を何年もやっていても意外と知らない言葉というのはたくさんある。それも通常の学校教育を受けているタイ人ならたいてい誰でも知っているであろう言葉を知らないのである。例えば、「ナチス」。日本人ならたいてい誰でも知っているであろう…
と言っても仕事の中身のことではく、仕事の形態のちがい。ぼくが決定的に違うと思うのは、通訳が「時間あたりいくら」の世界であるのに対して、翻訳が「何文字あたりいくら」の世界である点。どちらも自分の能力を売る仕事なのだが、通訳は「時間を売る」と…
以前、ある会社で通訳の仕事をした時のこと。契約を結ぶ段階になり、その会社の担当者がぼくに差し出した契約書には、「アルバイト」と書かれていた。「通訳はアルバイトなんかじゃありません!」。ぼくはその担当者に対し、心の中でそう叫んだ。要するにそ…
全てではないが、ぼくがサイトラで区切っているところは、アナウンサーが一呼吸置くところと大体同じである。これはなぜかと言うと、ぼくは意味の切れ目で区切っており、アナウンサーも無意識のうちに意味の切れ目で一呼吸置いているからである。逆に言えば…
このラジオはNHKニュースのタイ語バージョンなので、基本的に日本語の元記事が存在する。実はその元記事と比較してみると、微妙に意味が違うところもあるので、正直ニュースとしての正確性には疑問があるのだが、タイ語のトレーニングの教材としては悪くない…
本日のサイトラ箇所は16秒〜34秒と34秒〜1分37秒である。 7月1日分の音声: