2007-01-01から1年間の記事一覧

初めてのアテンド通訳(二日目)

二日目は、午前中が名古屋にある産業技術記念館の見学、午後が駅伝大会の会場となる競技場の下見とジャスコでの買い物である。 午前中の産業技術記念館というのはウェブサイトを見ていただければ分かると思うが、トヨタグループ13社が設立した施設で、パンフ…

初めてのアテンド通訳(初日その二)

タイの人たちを乗せたバスは1時間ほどで目的のホテルに到着した。 バスがホテルに到着したのは午前9時40分ごろだが、実は次にホテルを出るのは午後2時とかなり時間があった。というのも、今回の駅伝大会にはタイだけではなく中国チームも3チーム参加する予定…

初めての○○○○通訳(初日)

日本に帰ってからというものタイ語翻訳が生業になっておらず(つまりタイ語翻訳だけでは食えておらず)、実のところブログのタイトルを「タイ語『通訳』を生業とする」に変えたほうがいいような状態である。 前回の日記で書いたように21日から26日までホテル…

今日からホテル住まい

いきなり話が変わるが今日から26日まで某所でホテル住まいである。 実は今もホテルの部屋でこれを書いている。 ちなみに今日は5時起きで早朝から空港に行って来た。

日本でいかに仕事を見つけるか?(その三)

実はこれもはっきりと時期を覚えていないのだが、たしかデパートのバイトを始めてからだったと思う。ネットで何かを検索していたら(実はこれもよく覚えていないが多分翻訳の仕事の検索だったのだろう)、たまたま「翻訳者ディレクトリ」というサイトを見つ…

日本でいかに仕事を見つけるか?(その二)

さて、話を1年前に戻そう。2006年の12月になり、ぼくと妻はぼくの実家から歩いて2分ほどのところにあるアパートに引っ越しした。アパートの間取りは、6畳と8畳の畳の部屋に4畳半ほどのフローリングの部屋、それからキチッンの3DKで、4畳半の部屋がちょっと狭…

タイ語の小説の翻訳

ちょっと話を現在の事象に戻して。というか日記とはそもそもそういうものであってぼくのようにいつまでもダラダラ昔のことを書いているほうがおかしいのだが。 先週書店でタイの小説を購入した。とは言っても地方都市に住んでいるぼくのことである。もちろん…

日本でいかに仕事を見つけるか?

いつの間にか話が変な方向に進んでしまったが、日本に戻ってまず最初の通訳の仕事は派遣会社経由という形で始まった(自分ではフリーランスのつもりでいても立場としてはあくまでも派遣社員である)。そして、登録の時に派遣会社の担当者にも言われたように…

日本で何をする?(その七)

どれだけがんばって訳語を調べても分からないこともあるし、実際、後から現場の人にその言葉の意味を聞いてみると、そりゃあ意味を聞かないと分からんわと思うことも少なくない。例えば、某大手自動車会社では、プレス工程の部品の品質不良を表す言葉のひと…

日本で何をする?(その六)

これまでの通訳の事前勉強と言えば、本番で使われるであろう言葉を調べておくということが中心であった。つまり、例えば日本語の資料があって、それに出てくる言葉の中でタイ語で何と言うのか分からない言葉を事前に調べておくのである。 こういった言葉は中…

日本で何をする?(その五)

実は現在(2007年11月)、某大手自動車会社で短期の通訳の仕事をしているのだが、日本に戻ってから初めてした通訳の仕事がこの会社での仕事で、それが2006年10月の半ばから11月の初めにかけてのことだった。 その当時の仕事ぶりがどうであったかを今さらこと…

日本で何をする?(その四)

日本に戻って初めての通訳の仕事は、某大手自動車会社でのタイ人研修生の通訳だった。 タイで働いている方ならご存知のように、タイには日系企業の工場がたくさんある。正確な数は分からないが相当数にのぼることは確かである。そして、それら日系企業にはタ…

日本で何をする?(その三)

実はこの話は以前ミクシィの日記に書いており同じことを書くことになるので恐縮だが、このブログでは初めてということでお許しいただきたい。 まずハローワーク。こちらは電話で会社に直接連絡を取って履歴書と翻訳・通訳歴を送った。前回も書いたように、ぼ…

日本で何をする?(その二)

実は知人からの情報で、派遣社員としてタイ語の社内通訳をしている友人が日本にいて、しかもその会社というのがぼくの住んでいる市の隣の市にあるという話を聞いていた。そしてその知人がその派遣会社を教えてくれたので、ネットでその派遣会社を調べてみた…

日本で何をする?

日本に戻ったはいいが、正直ぼくは無計画で、何をして働こうかということすら考えていなかった。とりあえず2年ほど。考えていたのはそれだけで、いずれはタイに戻るつもりで日本にやってきた。だからあくまでも「いったん」日本に戻ってきたわけなのである。…

タイから日本へ(その三)

在留資格認定証明書の有効期限日が刻一刻と近づいていたが、それでもぼくはどうすべきか決めかねていた。やはりぼく個人としては自分の仕事のことがあるのでどうしても決断できなかったのである。それでも、最終的には日本に戻ることに決めた。そう決めたの…

タイから日本へ(その二)

ぼくの仕事という観点から考えると、日本に戻るということは、すなわち、一からやり直しということを意味した。つまり、タイでは4年という歳月をかけて7社の会社から仕事の依頼を受けるという環境を作りあげたのだが、日本に戻ればその環境をまた最初から作…

タイから日本へ

2002年の7月に翻訳者募集の面接を初めて受け、そこから本格的にタイ語翻訳・通訳の仕事を始めることとなった。 いきなり話が飛ぶが、ぼくは2006年の7月に日本に帰国することになるので、タイではちょうど4年ほど翻訳の仕事をすることになる。 ここではその4…

なんちゃって翻訳&通訳その後

撮影が終わり、後日編集作業をした。 基本的には日本語の音声にタイ語と英語の字幕をつけるのだが、英語については会社の方でやるので、ぼくはタイ語の字幕をつける作業をした(と言っても字幕自体をつけるという技術的な作業をしたのではなく、ただ単にリポ…

なんちゃって翻訳&通訳(その8)

ワット・アルンでは、ここがどういうお寺であるかというごくありふれた説明を日本人リポーターに日本語でしてもらうという、ぶっちゃけあまり芸のない撮影が行われた。 そして、ワット・アルンでの撮影を終えると再び船に乗り込み、船は対岸へと向かった。次の…

なんちゃって翻訳&通訳(その7)

お昼を食べて落ち着いたところで撮影を再開。 しかし、小舟に乗って物を売っている人などほとんど見当たらないので、運河沿いの店で撮影を行うことになった。 日本人のリポーターが店の中を一回りして店の様子を伝えた後、店の人に質問をするというシーンを…

なんちゃって翻訳&通訳(その6)

運河を船でかなり奥に進み、ようやく目的地のワットサイ水上マーケットに到着した。 ところが、マーケットに到着したはいいが、肝心の物売りの小舟はほとんど見られず、運河は閑散としている。これでどのような絵を撮ろうと言うのだろうかと疑問に思う。 そ…

なんちゃって翻訳&通訳(その5)

撮影のために向かった水上マーケット (ตลาดน้ำ:タラートナーム) は、バンコクのチョームトーン区 (เขตจอมทอง) にある「ワットサイ水上マーケット (ตลาดน้ำวัดไทร) 」である。ワットサイというのはお寺の名前で、その名のとおり、このお寺の目の前を水上マー…

なんちゃって翻訳&通訳(その4)

一番大がかりだった仕事は何といっても番組の撮影である。 この撮影では、前回のコスプレイベントの取材で同行した日本人のリポーターが番組の司会者をつとめた。 そして、今回は番組の撮影ということでさすがに台本が用意されていた。内容はバンコクの観光…

なんちゃって翻訳&通訳(その3)

そういえばコスプレイベントの取材にも行った。 この時は会社が雇った日本人のレポーターが一緒だったので、そのリポーターの通訳として同行した。 会場はSiam Discovery Center (สยามดิสคัฟเวอรี่เซ็นเตอร์ :タイ語では「สยาม」は正しくは「サヤーム」と発…

なんちゃって翻訳&通訳(その2)

時期的にはちょうどワールドカップの頃だった。 日本開催(正確には日韓共催だが)のワールドカップであるにもかかわらずタイにいたわけだが、ワールドカップの試合をテレビで見るにはタイにいたほうがよかった。タイでは予選から決勝までのすべての試合を地…

なんちゃって翻訳&通訳

日本に1ヶ月半ほど滞在し、タイに戻ると、妻のお母さんから、「(ぼくが日本に一時帰国している間に)例のテレビ番組制作会社から電話があった」と言われた。どうやら会社はぼくに電話をしたのだがつながらなかったので、妻のお母さんのところに電話がかかっ…

ビザを取るのも楽じゃない

まずひとつだけ基本的なことを。タイ人が日本に入国する場合にはビザ(査証)が必要となる。 したがって、タイにいるタイ人であれば在タイの日本大使館または領事館でビザを申請することになる。 うちの妻(この時点ではまだ「妻」ではないが)の場合は、日…

帰国

せっかく翻訳の仕事ができると思ったのに1回仕事をしただけで、その後は連絡が来なくなった。 ということは、また目的もない夏休みのような生活。 だからというわけではないが、日本に一時帰国することにした。 2000年の8月にタイにやってきて、日本に一時帰…

はじめての翻訳(その2)

翻訳した記事の説明を終えると、次は翻訳料の話になった。 翻訳料はどのくらい欲しいのかと聞かれたのだが、どのくらいと言われても正直いくらと言えばいいのか分からず答えあぐねていると、向こうから額を提示してきたので、それでこちらもOKした。 ちなみ…