タイから日本へ

 2002年の7月に翻訳者募集の面接を初めて受け、そこから本格的にタイ語翻訳・通訳の仕事を始めることとなった。

 いきなり話が飛ぶが、ぼくは2006年の7月に日本に帰国することになるので、タイではちょうど4年ほど翻訳の仕事をすることになる。

 ここではその4年間について詳しく書くことはしないが、基本的には会社に翻訳者として登録し、その会社から翻訳の依頼があった時にそれを引き受けるという形であった。そして、初めは1社だけだった登録先の会社が、翻訳の仕事をしていくうちに2社となり、3社となりといった具合に段々と増えていき、登録先が増えるに従って仕事の依頼も少しずつ安定するようになっていった。

 この登録先の会社だが、もちろんひとりでに増えていったわけではなく、2社目はは1社目と同じように翻訳者を募集している会社をたまたま見つけ、3社目は翻訳の仕事で知り合った人に紹介してもらった。その後はだいたいが知り合いの会社そのものあるいは知り合いの紹介という形で登録先が増えていき、最終的には7社ほどの会社に登録することになった。

 また、通訳に関しては、最初から翻訳だけをやっていこうと思っていたので、1社目から通訳者としては全く登録していない。ただし、たまたま1社目で通訳の仕事も紹介していただいたので、通訳の仕事も少しやることになった。ただし、基本的には翻訳のみということで仕事をしていたので、仕事の割合としては翻訳が95%、通訳が5%といったところであった。

 それから、これは以前このブログに書いているかもしれないが、ぼくがしていた翻訳は基本的にタイ語から日本語(タイ日)の翻訳のみで、日本語からタイ語(日タイ)の翻訳は4年間の間に片手で数えられるぐらいしかやっていないと記憶している。ということで、実際はほぼタイ日翻訳専業という状態であった。

 そんなわけで、登録先が増えるに従って仕事のほうはかなり安定してきたのだが*1、そんな中で、タイ人の妻とともに一度日本に戻って日本で暮らしてみようかという話をするようになった。



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*1:とは言っても、会社勤めの人間に比べればはるかに不安定ではあった。ただ、フリーとしてはまずまず安定といった状況ではあった。