2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

音節を意識する

もうタイ語の読み書きの話はいい加減やめようと思ったのだが、あとちょっとだけ。 タイ語の発音を考える際に重要な要素のひとつに「音節」という単位がある。しかしおそらく多くの日本人はこの「音節」に対する意識があまりないと思われるので、まず「音節」…

閑話休題

いきなりだが本日は話題を変えて、つい先ほど行われた「日米首脳共同会見」について。 ぼくが見たのは途中からで、日米両首脳と記者との質疑応答の部分であったが、その質疑応答を聞いていると思わずハラハラドキドキしてきた。 と言っても、安部首相の発言…

音声付けました第4声調

最後の第4声調は、頭子音になるのは低子音と中子音である。 まず中子音は、声調記号の「ไม้ตรี (mai trii)」が付く。後は、母音は長短どちらでもよく、末子音もあってもなくてもよい。 次に低子音は、声調記号が付く場合は「ไม้โท (mai thoo)」が付き、末子…

音声付けました

遅くなりましたが、第3声調と第5声調の分の音声を付けました。

音声付きました第3声調

第3声調は、5つある声調の中で、低子音・中子音・高子音のすべての子音が頭子音になる唯一の声調である。 まず、低子音が頭子音になる場合は、声調記号が付く場合と付かない場合がある。声調記号が付く場合は必ず「ไม้เอก (mai eek)」で、母音は長短どちらで…

音声付けました第5声調

さて、前回の第2声調では、「低子音が頭子音になることはない」と書いた。たしかにこれは間違いではないのだが、ある種類の低子音の前に「H (ห)」が付くと高子音の音になり、そういった低子音の場合は例外である(例:「หนุ่ม (hnum)」)。ただし、この場合…

音声付けた第2声調

こんなの本当は続けて書かなきゃって分かってるんだけど。 というわけで、今日は第2声調。 まず最初に、第2声調は低子音が頭子音になることはない。ということはつまり、中子音か高子音が頭子音になるということ。 次に、第2声調は声調記号が付く場合と付か…

音声付き第1声調

以前に声調の説明はすでにしているのだが、せっかくポッドキャスティングが使えるようになったので、今度は音声を付けて紹介してみようと思う。 前回は子音別(低子音・中子音・高子音)に声調を説明したが、今回は5つある声調を順番に紹介していこうと思う…

こういうところがねっくなんです

タイ語っていうのはルール通りに読める単語というのは勉強してみるとそれほど難しくなくて、これまでぼくがこのブログに書いてきたルールが分かれば、それだけで8割方は読めるようになるはずなのである。 ところがルール通りに読めない単語というのがじつは…

タイ語音声のテスト配信

4月9日の「ตราด (traat)」と「ตลาด (talaat)」の音声をテスト配信いたします。 音声は「ตราด (traat)」、「ตลาด (talaat)」の順で、1回目がタイ人にとってのナチュラルスピード、2回目がスロースピードです。 なお、今回の音声のテスト配信にあたって、タイ…

二重子音もどき

以前の日記でタイ語の二重子音について触れているのだが、今日はその二重子音にかかわるちょっとややこしい話を少々。 まず、次の2つの単語を見てほしい。 「ตราด」 「ตลาด」 まず上の「ตราด」の「ตร」はいわゆる二重子音というやつで、2つの子音がくっつい…

タイ語の発音が日本語で表記できないわけ

2月の終わりぐらいまではわりとまめにタイ語の読み書きについてブログを書いていたのだが、3月になってにわかに仕事が忙しくなりブログを更新する時間がなくなったため、タイ語の読み書きの話が中途半端なところで途切れてしまった。で、今さらその続きを書…