音声付き第1声調

 以前に声調の説明はすでにしているのだが、せっかくポッドキャスティングが使えるようになったので、今度は音声を付けて紹介してみようと思う。

 前回は子音別(低子音・中子音・高子音)に声調を説明したが、今回は5つある声調を順番に紹介していこうと思う。

 では、今日はまず第1声調。

 タイ語の声調というのは、①頭子音の種類と②母音の長短、③末子音の種類、④声調記号によって決まる。

 まず、①の子音の種類で言えば、第1声調になるのは、頭子音が低子音か中子音の場合である。逆に言えば、頭子音が高子音の場合は第1声調ということはありえない。

 次に、第1声調になる単語には声調記号は付いていない。逆に声調記号が付いている単語は第1声調ではない。

 また、タイ語の単語には末子音が付くものと付かないものがあるが、まず、末子音が付かない単語の場合は、頭子音が低子音あるいは中子音で声調記号が付いておらず、母音が長母音であればすべて第1声調である。次に、末子音が付く単語の場合は、末子音の子音が「k、t、p」の音の場合は第1声調ということはありえない。逆にそれ以外の音の場合は、頭子音が低子音か中子音で声調記号が付いていなければ、母音の長短にかかわらず、つねに第1声調となる。

 とまあ、くどくど説明したが、論より証拠で第1声調の単語を紹介してみよう。

 <末子音が付かず、頭子音が低子音で長母音のもの>

 「ชา (chaa)」「คอ (khOO)」「งู (nguu)」「เท (thee)」「มี (mii)」「ยา (yaa)」

 <末子音が付かず、頭子音が中子音で長母音のもの>

 「กา (kaa)」「ใจ (cai)」「ดี (dii)」「ตา (taa)」「ใบ (bai)」「ไป (pai)」

 <末子音(「k、t、p」以外の音)が付き、頭子音が低子音で長母音のもの>

 「ชาม (chaam)」「คอย (khOOi)」「งาน (ngaan)」「ทาง (thaang)」「โมง (moong)」「ยาม (yaam)」

 <末子音が(「k、t、p」以外の音)付き、頭子音が低子音で短母音のもの>

 「ชิง (ching)」「คุย (khui)」「ธง (thong)」「ทัน (than)」「มัน (man)」「ยัง (yang)」

 <末子音(「k、t、p」以外の音)が付き、頭子音が中子音で長母音のもの>

 「กาง (kaang)」「จาน (caan)」「โดย (dooi)」「ตาม (taam)」「บาง (baang)」「ปูน (puun)」

 <末子音(「k、t、p」以外の音)が付き、頭子音が中子音で短母音のもの>

 「กิน (kaang)」「จน (con)」「ดิน (din)」「ตัน (tan)」「บิน (bin)」「เป็น (pen)」

 ちなみに、以上の単語は実際に意味のある単語ばかりである。

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