店の雰囲気とマスク着用との相関関係について

今日はちょっと話題を変えてお店でのマスクの着用について書きます。

 

私は買い物に行く店がいくつかあるのですが、店によってマスクの着用の割合が明らかに違います。その理由を考えてみると、一つには客層の違いというのはあると思いますが、それぞれの店の雰囲気の違いも大きな要因ではないかと考えています。

 

まず、私が一番よく買い物に行くのはイオンモールなのですが、私がよく買い物に行く店の中ではマスクの着用の割合が一番高いのはイオンモールです。もちろん100%ではありませんが、私がよく買い物に行く他の店と比べるとマスクを着けていない客が少ないです。イオンモールは、もちろん広いからというのもありますが、アルコールがこれでもかというほど至る所に用意されていて、専門店もほとんど店頭にアルコールが置いてあります。また、サーキュレーターで空気の循環もしていますし、店のレジや食事スペース、フードコートなども仕切りがかなり徹底されていて、しっかり対策しているというのがよく分かります。こういうお店では客のほうもマスクを着けないといけないという雰囲気になるような気がします。

 

次によく行くのが西友ですが、ここはイオンと比べて明らかにマスクを着けていない客が多いです。また、レジには仕切りはしていますが、スーパーの面積も割と広いにもかかわらず、アルコールがたったの2箇所しか置いてありません。ちなみに、マスクとは関係ありませんが、正面入口の自動扉の一つは、閉まるたびに扉のガラスとガラスがぶつかる音がするのですが、いつまでたっても修理する気配がありません。要するに、全体的に管理が行き届いていないのです。店全体がこういう雰囲気ですから、客もそういう雰囲気を感じてマスクを着けない人が多くなるような気がします。

 

最後に、よく行くというほどではありませんが、時々買い物に行くのがドン・キホーテです。私が買い物に行く店の中では、マスクを着けていない客が一番多いのがこの店です。私の地元のドン・キホーテはMEGAドン・キホーテですから店舗はそれなりに広いのですが、アルコールはなんと1つしか置いてありません。ですから、使おうと思ってもアルコールがすでになくなっていることもよくあります。この店の場合は客層が上の2つの店とはだいぶ違いますので、マスクを着けていない客が多い理由は客層にもあると思いますが、やはりそれだけではありません。この店は駐車場の床が染みだらけでとても汚いのですが、いっこうに掃除をする気配がありません。このあたりは西友の自動扉と同じで、やはり管理が行き届いていないためです。元からこういう不衛生な雰囲気ですから、勢い客もマスクを着けない人が多くなるのではないかと思います。

 

このようにそれぞれの店でマスクを着ける雰囲気に違いがあり、客は無意識のうちにその雰囲気を感じ取りマスクを着けたり着けなかったりするように思います。そう考えるとお店の雰囲気というのはやはり大切だと思わざるをえません。このように、店の雰囲気という本来は目には見えないものが、マスクの着用という形で可視化されるというのはある意味で面白い現象だなと思います。

 

なお、蛇足ですが、どの店でもマスクを着けていない客には傾向があります。まず、マスクを着けていない客はほとんどが男性です。女性でマスクを着けていない人はとても珍しいです。これは上の3店とも同じです。この理由はよく分かりません。女性の方が全体的にきれい好きなのかもしれませんが、いずれにしても面白い傾向だなと思います。

 

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