捕らぬ狸の皮算用かな

今年もあっという間に9月です。2月頃には、4月になればコロナウイルスの感染も落ち着いてくるのではないかと思っていました。

 

そして、実際に感染者数がかなり落ち着いてきた5月頃には、9月頃には様々な状況が改善し、通訳の仕事も戻って来るのではないかと思っていました。10月に予定している通訳の問い合わせが4月頃にあって、エージェントの方は、秋には春の反動で案件が重複するかもしれないともおっしゃっていましたが、そんなやりとりをしていたのも今では昔のことのように感じます。

 

さて9月になりました。当初の皮算用では、年後半の4か月で前半の収入の落ち込みを少しでもカバーできればと思っていました。今の状況では見る限り、思っていたような数の狸を捕らえることはできそうにありません。せめてもの救いは、ここのところ翻訳の仕事が少し上向いてきていることでしょうか。

 

11、12月の2か月くらいでビジネス目的のタイ人渡航者が来日できる状況になっていればいいなとまだ淡い期待を抱いていますが、このままコロナウイルスの感染が終息するとも思えませんので、あまり期待はしません。

 

むしろ、そういう世界的な感染症などの外的要因に左右されないような仕事の仕組みを作ることが最も重要であり、本来はそこにもっと注力しないといけないのです。心理的にも矛盾したことを言いますが、このまま仕事の状況が回復し、結局仕事のやり方も仕組みも今までと変わらぬままというのは避けたい、この滅多にないであろう状況をチャンスと捉え、変化しなくてどうするのだという焦燥感は大いにあります。

 

にほんブログ村 外国語ブログ タイ語へ
にほんブログ村