比例代表制で算数してみる(昨日の訳文アリ)

 昨日の日記でちゃんとしくみを知らずに投票したと書いた比例代表の方式だが、反省の意味を込めて、今回の参議院選挙の実際の得票数を使って、議席配分の計算をしてみた。
 まず、今回の各政党の得票数は以下の通りである。


民主党 18,450,137票
自民党 14,071,670票
みんなの党 7,943,648票
公明党 7,639,431票
共産党 3,563,554票
社民党 2,242,735票
たちあがれ日本 1,232,207票
新党改革 1,172,394票
国民新党 1,000,034票
日本創新党 493,618票
女性党 414,961票
幸福実現党 229,024票


 そもそも私は比例代表選挙での各政党の議席配分の方法すら理解していなかったのだが、どうやらドント式というやり方で計算するらしい。ちなみに、ドント式とは、各政党の得票数を1、2、3...と整数で順に割っていき、割った数字の大きい順に定数まで議席を配分していく方法である。というわけで、このドント式で実際に計算してみたところ以下のようになった。



(すいません。わたくしの技術的な問題により、これ以上鮮明な映像がアップできません)


 これを見ると、今回の比例代表議席数48議席のうち、最後の48番目の議席に配分されたのは、社民党の1,121,368(社民党の得票数÷2)で、その次の49番目が公明党の1,091,347(公明党の得票数÷7)であることが分かる。つまり、社民党にとってはギリギリのところで2議席目を獲得し、逆に公明党にとってはあともう一歩のところで7議席目が獲得できなかったわけである。

 また、各党が獲得した議席がどの候補者に割り当てられるかについては、衆議院選挙の場合は、比例代表名簿の順位が決まっているので、例えば、10議席獲得した政党であれば、名簿順位10位までの候補者が自動的に当選することになる(これを「拘束名簿式」という)。ところが参議院選挙の場合は、政党名または候補者名を書くことになっており、比例代表で立候補した候補者のうち、より多く自分の名前を書いてもらった人(比例代表で得票数の多かった人)が当選となる(これを「非拘束名簿式」という)。つまり、同じ政党内でも比例代表の場合は投票数の争いになるわけである。ちなみに、今回比例代表で7議席を獲得したみんなの党比例代表各候補者の得票数を見てみると、同党で7番目に得票の多かった桜内文城氏は37,191票で、8番目の真山勇一氏は36,599票と、わずか600票弱の得票数差でかたや当選、かたや落選なのである。

 だが、なかにはもっとかわいそうな人もいる。国民新党から比例代表で立候補した長谷川憲正という人は、個人で406,587票も獲得しながら今回は落選となったのである。というのも、上の表を見てみれば分かるが、国民新党自体が比例代表議席を獲得できなかったからである。ちなみに、この長谷川氏の得票数は、自民党民主党のそれぞれの比例代表候補者で一番多く票を獲得した人よりも多いのである。

 なお、上記の比例代表の各政党および各候補者の得票数は、このページの左側の中ほどにある「比例代表」というところをクリックすると見ることができる。

 というわけで(どういうわけかよく分からんが)、昨日アップしたニュースのサイトラは以下の通りである。


7月11日分の音声: Download
(注:上記音声は5、6日後ぐらいにはダウンロードできなくなります)


[タイ語翻訳] ブログ村キーワード


(00分05秒〜00分37秒)
ที่นี่เรดิโอเจแปน/こちらはラジオ日本です
ต่อไปนี้เรดิโอเจแปนเสนอข่าว/ただいまからニュースをお伝えします
ภาคค่ำประจำวันอาทิตย์ที่ 11 กรกฎาคม 2553/2010年7月11日日曜日夜の
กระจายเสียงจากกรุงโตเกียวประเทศญี่ปุ่น/日本の東京から放送しております
หัวข้อข่าวที่สำคัญในภาคนี้มีดังต่อไปนี้ค่ะ/今夜の主なニュースは次の通りです
ผลสำรวดหน้าคูหาเลือกตั้งของเอ็นเอชเค/NHKによる選挙の出口調査の結果が
ชี้ว่า/示したところによると
พรรคร่วมรัฐบาลญี่ปุ่น/連立与党は
อาจไม่ได้ที่นั่งมากพอ/十分な議席を獲得できない見込みである
ที่จะครองเสียงข้างมาก/過半数を占めるのに
ในวุฒิสภา/参議院
ในการเลือกตั้งวันที่ 11 นี้/この11日の選挙において
ผู้นำญี่ปุ่นประกาศ/首相は発表した
จะไม่ลาออก/辞任しない意向を
แม้พรรคร่วมรัฐบาลจะสูญเสีย/連立与党が失ったとしても
เสียงข้างมากในวุฒิสภาก็ตาม/参議院において過半数
ต่อไปเป็นรายละเอียดของข่าวค่ะ/以下はニュースの詳細です

(03分49秒〜05分11秒)
ช่วงนี้/ここからは
มาทำความเข้าใจ/勉強いたしましょう
เกี่ยวกับการเลือกตั้งวุฒิสภา สมาชิกวุฒิสภาของญี่ปุ่นกันค่ะ/日本の参議院選挙および参議院議員について
รัฐสภาญี่ปุ่นประกอบด้วยสองสภ/日本の国会は二院で構成されています
ได้แก่ สภาผู้แทนราษฎรและวุฒิสภา/衆議院参議院
รัฐธรรมนูญญี่ปุ่นบัญญัติ/日本国憲法で規定されており
ให้จัดการเลือกตั้งวุฒิสภา/参議院選挙を行うことが
สามปีครั้ง/3年に1度
โดยในแต่ละครั้ง/各回の選挙では
จะเลือกสมาชิก/議員を選出します
ครึ่งหนึ่งหรือ 121 ที่นั่งจากทั้งหมด 242 ที่นั่ง/全242議席の半分にあたる121議席
ผู้มีสิทธิออกเสียงเลือกตั้ง/有権者
สามารถลงคะแนนเลือกตั้งได้/投票することができます
ทั้งในระบบแบ่งเขตและระบบบัญชีรายชื่อ/選挙区制および比例代表制の両方で
73 ที่นั่งจาก 121 ที่นั่ง/121議席のうち73議席
ในการเลือกตั้งวุฒิสมาชิกครั้งนี้/今回の参議院選挙における
เป็นการเลือกตั้งในระบบแบ่งเขต/選挙区で選出され
สำหรับ 47 เขตเลือกตั้งทั่วประเทศ/全国47区の
ซึ่งผู้มีสิทธิออกเสียงเลือกตั้ง/有権者
จะต้องเขียนชื่อของผู้สมัคร/候補者の名前を書きます
ที่ตนสนับสนุน/自身が支持する
โดยจำนวนที่นั่งในแต่ละเขตเลือกตั้ง/なお、各選挙区の議席数は
ขึ้นอยู่กับจำนวนประชากรในเขตนั้นๆ/その区の人口によって決まり
เช่น เขตเลือกตั้งกรุงโตเกียวมี 5 ที่นั่ง/例えば、東京選挙区は5議席
หรือก็คือ จะมีผู้สมัครได้รับเลือกตั้ง 5 คน/5人の候補者が選出されることになります
สำหรับ 48 ที่นั่งที่เหลือ/一方、残りの48議席
เป็นการเลือกตั้งในระบบบัญชีรายชื่อ/比例代表で選出され
โดยผู้มีสิทธิออกเสียงเลือกตั้งจะต้องเขียน/有権者は書きます
ชื่อของพรรคการเมืองหรือชื่อผู้สมัคร/政党名または候補者名を
ที่ตนสนับสนุน/自身が支持する
48 ที่นั่งนี้จะได้รับการแบ่งสัดส่วนกัน/この48議席は配分されます
ในหมู่พรรคการเมือง/政党間で
ตามจำนวนคะแนนเสียงที่ได้รับ/獲得した票数に応じて
และผู้สมัครที่ได้คะแนนเสียงมากกว่า/また、より多くの票を獲得した候補者が
คู่แข็งขันคนอื่นในพรรค/党内の候補者の中で
ก็จะได้ที่นั่งไป/議席を獲得します
เป้าหมายของระบบบัญชีรายชื่อ ก็คือ/比例代表制の目的は
เพื่อให้พรรคการเมืองขนาดเล็ก/小規模政党にも
มีสิทธิมีเสียง/声を上げる機会をつくることです
ในการเมืองระดับชาติด้วย/国政の場において