NHK Radio Japan6月1日分

 今回はサイトラの書き方を少し変えてみた。実は最初から思っていたのだが、いくらスラッシュで区切ってあっても、文章としてズラーっと書かれるとそれだけで読む気にならなくなる人が多いと思うからである。ということで、かなり短いが本日のサイトラである。なお、冒頭の約13秒は日付以外はいつもほぼ同じなので、サイトラではなく日本語訳をそのまま載せることにする。

 また、最初は自分で聞いてみて、その後文章を確認してみたいという人が果たして存在するかどうかは分からないが、とにかくそういう想定の形式にしてみた。ちなみに本日のディクテーションは1秒〜32秒である。


本日の音声: Download


(最初〜13秒)
ทีนี่เรดิโอแจแปนต่อไปนี้เรดิโอแจแปนเสนอข่าวประจำวันอาทิตย์ที่๑ มิถุนายน พุทธศักราช๒๕๕๑ หัวข้อข่าวที่สำคัญในภาคนี้มีดังต่อไปนี้ค่ะ
こちらはラジオ日本です。ただ今から、ラジオ日本が2008年6月1日日曜日のニュースをお送りします。本日の主なトピックは次の通りです。

(13秒〜32秒)
ผู้นำญี่ปุ่นออกเดินทางเพื่อไปเยือนสามประเทศในยุโรปและเพื่อเข้าร่วมที่ประชุมสุดยอดอาหารโลกเป็นเวลาห้าวัน ยานขนส่งอวกาศดิสแคเวอร์ลี่พร้อมด้วยนักบินอวกาศเจ็ดคน ซึ่งรวมถึงนักบินอวกาศคนญี่ปุ่น ประสบความสำเร็จในการเข้าสู่วงโคจรแล้ว ต่อไปเป็นรายละเอียดของข่าวค่ะ


ผู้นำญี่ปุ่นออกเดินทาง日本の首相が出発した
เพื่อไปเยือน訪問する目的で
สามประเทศในยุโรปヨーロッパの3ヶ国を
และเพื่อเข้าร่วมまた、参加する目的で
ที่ประชุมสุดยอดอาหารโลก世界食糧サミットに
เป็นเวลาห้าวัน5日間の日程で
ยานขนส่งอวกาศ宇宙船スペースシャトル
ดิสคัฟเวอรี่ディスカバリー
พร้อมด้วย伴って(乗せて)
นักบินอวกาศเจ็ดคน宇宙飛行士7人を
ซึ่งรวมถึงこれには含まれている
นักบินอวกาศคนญี่ปุ่น日本人宇宙飛行士も
ประสบความสำเร็จ成功した
ในการเข้าสู่วงโคจรแล้ว軌道に乗ることに
ต่อไป以下は
เป็นรายละเอียดของข่าวค่ะニュースの詳細です


 今回はサイトラが短いので少し補足すると、上の「ยานขนส่งอวกาศ宇宙船」という部分だが、「ยาน」には「運搬する物」とか「乗り物」といった意味があり、「อวกาศ」は「宇宙」という意味なので、「ยานอวกาศ」だと日本語では「宇宙船」あるいは「宇宙機」となる。だが、今回の文には「ขนส่ง」が入っているので、本来の言葉の意味からすると「ยานขนส่งอวกาศ」は「宇宙輸送船(機)」であり、実際にこういった言葉が使われているサイトもあるが、一般のニュースとしてはなじみがないので「宇宙船」あたりでいいと判断した。ついでにいうと、これが翻訳ということになればおそらく「スペースシャトル」という言葉を選択するであろうと思われるが、実はスペースシャトル (space shuttle) には「กระสวยอวกาศ」という別の訳語が存在する。ちなみに、「กระสวย」というのは本来は織機の緯糸を通す道具のことで、日本語では「杼(ひ)」あるいは「シャトル」と呼ばれる。さらに英語の「shuttle」を調べてみると、動詞として「左右に動く、往復する」といった意味があり、これを見ると、なるほどそれで織機の緯糸を通す道具を「シャトル(shuttle)」と呼ぶのだとうなずける。ということで、「space shuttle」というのは意味としては「宇宙往復船」といった意味になるのだが、話がそれてきたのでこのへんにしておこう。