あらためて意を決したこと

 またまた先日のスポーツ大会の話になってしまうのだが、自分に発破を掛ける意味で、どうしても書いておきたいことがある。

 何回か書いているように、この大会にはアジアから十数の都市が参加し、各都市にはセクレタリーが一人ずつ付いた。ということは、それぞれの都市を担当するセクレタリーが合計で十数名いたわけである。そして、各セクレタリーは自分が担当する都市(国)の言語を使って仕事をした(ただし、英語が公用語になっている国のセクレタリーの言語は英語であった)。また、セクレタリーには、私のような日本人とその国の言語のネイティブである外国人の両方がいた。
 各都市のセクレタリーは基本的にはその国の言語(私であればタイ語)を使って仕事をするのだが、他の都市の役員や選手と話をする場面もある程度は出てくるので、その際は全体の共通語である英語を使うことになる。そして、今回各都市のセクレタリーと一緒に仕事をして分かったことなのだが、ほとんどの方は担当の言語だけでなく英語の能力もおしなべて高く、英語での対応が必要な時もそつなく業務をこなしていた。正直これには少ながらずショックを受けた。まさかみながみなこんなに英語ができるとは思っていなかったからだ。そして、残念ながら私には彼らほどの英語の運用能力はなかったのである。

 これまでも折に触れて英語の必要性を感じ、このブログでも何度かそのことを書いてきたが、今回の仕事を通じて、聞いたり話したりというコミュニケーション面の英語力を何としてもあげなければならないと感じた。私の場合とりわけ話す能力がまだまだ不十分であり、来年のこの大会までには、英語でのコミュニケーションに基本的に問題がないレベル(つまり、英語で業務を行なっても基本的に支障のないレベル)にまで何としても英語の力を高めると決意した。もちろん、来年またこの仕事をやることになるかどうかは分からない。たがいずれにしても、英語力をどうしても上げたいという明確な目的ができたことは英語学習に大いにプラスとなるはずである。