おいタイ語翻訳者、で結局今年はどうすんだ?

 「今日はとりあえずこれだけ」と書いておいて、いつまでもほったらかしなのもよくないので。

 まず一番重要なことは、「心身の健康」をなるべく長く保てるようにすること。これが基本であり、心身が健康で仕事が続けられさえすれば、実際はそれだけで十分である。それ以上何かを望むのは欲張りというものである。

 ただ、私は非常にだらしがなく弱い人間であるので、仕事をするにあたって何か明確な目標を立てておくことが必要である。
 タイ語については、それこそ素振りの話ではないが、仕事以外の部分でタイ語を「読み」、「書く」ことを習慣づける。

 日本語については、「読む」のほうは量はまだ十分ではないが一応習慣づけられてはいるので、読む量をもう少し増やしつつ、「書く」訓練を習慣づける。

 そしてもうひとつ。英語をもっと使えるレベルにする。具体的には、現在の自身のタイ語能力と同等に近いレベルにする。それにはある程度の時間はどうしてもかかるであろうが、今後3年間で最低でもタイ語能力比で90%程度(できれば95%)になるようにする。

 昨年一年間を通して考えたのだが、やはりタイ語だけではいろんな意味で限界がある。何かもうひとつほしい。そのもうひとつを考えると英語になる。タイ語だけでは限界があると思う理由のひとつは、タイ語の世界だけでは、例えば、書籍ひとつとっても絶対量が少ないからである。数ある本の中で「ぜひ訳してみたい本」や「訳すに値する本」というものはそれほど多くないと思うが、そうした本の書籍全体に対する割合がタイ語と英語で仮に同程度だとすると、タイ語の書籍と英語の書籍とではその数がまったく違うはずなのである(もちろんそのかわり翻訳者の数もまったく違うはずだが)。いずれにしても、英語という「ツール」は持っていたほうがいい。少なくとも自分には必要だ。昨年一年を通してその思いをあらたにした。