さてどうするか

 もともと1年半から2年はタイ語学校に通うつもりだった。

 ところが教えるのがうまい先生たちが学校を去っていったため、ポーホック後にもこの学校で勉強を続ける気がなくなってしまった。かと言って、辞めた先生たちが開いた新しい学校に行く気もなかったので、さてどうしたものかと困ってしまった。

 おそらく他のタイ語学校に行ったとしても、得られるものはそれほど多くはないだろうと思っていたので、一度はチュラーロンコーン大学にタイ語コースのことを聞きに行った。チュラーロンコーン大学のタイ語コースはなかなかレベルが高いと聞いていたからだ。

 幸いアパートから学校まではそれほど遠くないので、学校に通うのはそれほど大変ではない。コースを調べてみたところ、初級と中級と上級の3つのコースがあり、それぞれのコースが3段階に分かれている。ぼくの記憶が間違っていなければ1日5時間で1段階が100時間だったはずである。つまり、1ヶ月で100時間の授業があり、すべてのコースを終えるには最低でも9ヶ月かかることになる。

 学校でこのコースについて聞いたところ、事前に試験を受け、その生徒のタイ語能力に見合ったクラスから始められるということであった。

 できればこのコースを勉強したいと思った。しかしぼくはケチであった。

 ぼくが1年間通ったタイ語学校の授業料が80時間で6000バーツなのに対し、チュラーロンコーン大学のタイ語コースは100時間で25000バーツ。1時間あたりで考えれば決して高い授業料ではないのだが、1ヶ月あたり25000バーツというのは当時働いていなかったぼくにはちょっときつい金額だった。いや、そうではない。実は出せないお金ではなかったのだがやはりぼくはケチなのだったのだ。

 ということで、迷いつつもこのタイ語コースは断念。タイ語で仕事ができるぐらいになると決めていたにもかかわらず、授業料が高いというだけでこのコースを受けなかったのだから、当時のぼくの意識は実に中途半端だったのだ。

 そんなわけでポーホックが終わってからはしばらくダラダラした生活を送ることになる。まあ、夏休みに何もやることがない小学生みたいな生活とでも言えばいいだろうか。



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