1月28日〜2月8日

 1月7日〜1月25日の3週間の研修の後、さらに2週間現場でも通訳することになった。もう今さらという感もあるが、やはり簡単にまとめておく。
 まず一言で言うと、予想通り現場ではあまりやることがない。現場に入ってしまえば基本的には作業をするわけで、その作業のやり方を説明する時以外は通訳の出番はほとんどない。
 このような仕事は一見楽でいいように思えるかもしれないが、ぼくに言わせれば苦痛以外の何者でもない。まず、何と言ってもやることがないのは精神的に苦痛である。それから、現場での通訳は1日中ほとんど立ちっぱなしであり、立ち仕事が苦手なぼくにとっては肉体的にも苦痛である。
 計算したわけではないが、1日8時間のうち実際に通訳した時間はおそらく平均で1〜2時間程度だったのではないかと思う。
 ただし、今回は現場で使用する書類(例えば作業手順書)の翻訳も頼まれたので、それが救いだった。というのは、一つはやることができたことが救いであり、もう一つは座れたことが救いであった。
 通常翻訳と言えば、辞書を調べたりネットで検索したりしながらすすめていくものであるが、この時は現場で通訳をしていたのでパソコンはもちろんのこと辞書もなく、しかも手書きであった。また、この時は片道2時間ぐらいかけて通訳の仕事に通っていたので、家でプリントアウトした翻訳(もちろんこれは別の仕事)の原稿を行き帰りの電車の中で翻訳していた時期でもあり、辞書やネットがなくてもやろうと思えばある程度は翻訳できるものだということが分かったのは収穫であった。また、辞書やネットがあるとついつい調べ物に時間をかけてしまうのだが(もちろん調べ物にはある程度の時間をかける必要はあるが)、そういった調べる手立てがない状況で翻訳すると、思いのほかスピーディーに仕事が進められるということも分かった(もちろん後で細かい部分は調べなければならないが)。


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